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- 目次
第1部 静的な構造
1.一本鎖の構造
2.溶融高分子
3.良溶媒中の高分子溶液
4.不相溶性と偏析
5.高分子ゲル
第2部 動的性質
6.1本の鎖の動力学
7.多数の鎖の系:呼吸モード
8.絡まり合いの効果
第3部 計算理論
9.自己無撞着場と乱雑位相近似
10.高分子統計と臨界現象との関係
11.繰り込み郡の考え方への入門
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高分子物理学のめざましい発展は、それに指導的役割を果たしてきたド・ジャンが、この分野に導入した“スケーリング”という概念の有効性に負っている。
本書はそのド・ジャンが自ら、全く刷新された最新の高分子物理学の成果を、平明なスケーリング則の解説と共にまとめたものである。もともと本書は実験物理や化学の研究者・学生に向けて書かれたもので、むつかしい理論に立入らず、スケーリング則とその実験的検証を理解させるという立場を貫いており、これから物性物理学や高分子を学ぼうとする人々にも極めて示唆に富んだユニークな入門書となろう。
POD版(オンデマンド出版)
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ISBN 978-4-8427-0318-3
定価 (本体4,800円+税)
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