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目次
- 序 論
- 相互作用をしないボーズ気体
- 原子の性質
- 原子の補足と冷却
- 原子間の相互作用
- 凝縮状態の理論
- 凝縮体の動力学
- ボーズ気体の微視的理論
- 回転する凝縮体
- 超流動
- 有限温度のトラップ気体
- 混合系とスピナー凝縮
- 干渉と相関
- フェルミオン
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ボーズとアインシュタインの理論的予言から約70年を経て、1995年にボーズ・アインシュタイン凝縮が実験的に実現した。それ以来、中性原子の気体を用いたこの分野の実験的、理論的研究は大きな広がりを見せている。本書はこうした動向を背景に、この分野の基礎知識をコンパクトにまとめたものである。統計力学を学んだ学部3年から大学院生、またこの分野に関心のある専門家に役立つであろう。理論のみならず、実験の基礎原理が量子統計物理学の立場から解説されている。
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ISBN 978-4-8427-0327-5
定価 (本体5,000円+税)
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