「クォーク狩り」

−自然界の新階層を追って−

リオーダン 著  青木 薫 訳

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    目次
    1. 兎穴を下って

    2. 氾濫する素粒子たち

    3. 素粒子たちを手なずける

    4. 気まぐれな想像力

    5. スタンフォード線形加速器−モンスターの誕生

    6. 船出のとき−クォーク-パートン・モデルを手に

    7. 夢と現実の対決

    8. 客観性獲得への道

    9. 鏡の国のボソンたち

    10. −クォークをつなぐもの

    11. コライダーの登場

    12. 十一月革命

    13. チャームをめぐって

    14. 六つは多いか少ないか

    15. グルオン・ジェット−飛び出した糊たち

    16. 統一への道

    クォーク発見の歴史的な実験に直接的に参加した著書の手になる、科学がたどった道筋の記録であり、物理学にたずさわる人間のドラマである。ゲルマン、ファインマンをはじめとする登場人物の生々しいまでのエピソードは、科学の現場をリアルにつたえ、また、加速器を手とし検出器を目としてとらえるクォークの手ごたえは、実験家である著者ならではのものだ。著者は親しみのある記述で素粒子物理学の歴史をも概説する。

    ISBN 978-4-8427-0239-7

    定価 (本体5,500円+税)(不美)



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