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- ブラウン運動と確立振幅
- 経路積分法
- WKB近似
- 調和振動子および関連する話題
- エネルギー表示
- 電子状態の時間発展と自己干渉による固有状態の形成
- 散乱問題における摂動論
- 半古典近似でのダイナミクス
付録A 解析力学のまとめ
付録B 状態ベクトルを用いた表記
付録C 公式
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“電子は動く波である”という視点に立って書かれた量子力学の教科書。多くの量子力学の本がシュレーディンガー方程式の定常解(固有値・固有関数)を求めることに主眼を置いているのとは異なり、本書は経路積分法に基づいた独自の観点から電子波の意味を問い直し論じる。
理工系の学部上級生から大学院で、量子力学の意味するところが良く分からなかった人、もっと深い理解を求める人、さらには量子情報、ナノサイエンスといった先進的な分野を切り開こうという人にも勧めたい一冊である。
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ISBN 978-4-8427-0333-4
定価 (本体3,200円+税)
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