物理系の基礎科目である古典力学、電磁気学、相対性理論、量子力学、統計力学の基本概念と相互関係をできるだけ言葉の上で概観したのち、教科書や演習書の内容紹介を試みる。
既成の基礎物理学をマスターするだけでも学部4年間と大学院の1年間位はかかってしまう。
動機付けなしに多くの本を読み演習書に取り組むのは難しいかもしれない。また数学的に解答できても、数式の煩雑さにまぎれて物理的意味合いがはっきりしないこともある。
事前にゴールまでの道筋を概観した上で学習に取り掛かることで見通しがよくなると思われる。
また大学院初年級の読者には、過去に学習したことの相互関連を見直していただけるであろう。
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