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目 次
序論・イオンチャネル / パッチクランプ法総論 / ホールセル記録法/ 穿孔パッチ法 / 単一チャネルデータの処理と解析法 / チャネルノイズ解析法 / スライスパッチクランプ法 / プレシナプス機構のスライスパッチクランプ研究法 / スライスパッチによるシナプス可塑性解析法 / 樹状突起からのパッチクランプ記録 / In vivo ブラインドパッチ法 / In vivo イメージパッチ法 / トランスポータ電流記録・解析法 / ジャイアントパッチ法と心筋マクロパッチ法
/ 細胞内灌流法 / チャネル分子研究のための脂質平面膜法 / パッチクランプ膜容量測定法
/ オルガネラパッチ / パッチクランプバイオセンサー法によるATP放出計測 /
パッチクランプバイオセンサー法による温度受容解析 / チャネル遺伝子発現システムとその解析法
/ パッチクランプと単一細胞RT-PCR・マイクロアレイ法 / スマートパッチ法 /
オートパッチクランプ法 / パッチクランプ法によるチャネルポアサイズ計測法
/ コンピュータによるパッチクランプデータ記録法 / パッチクランプ法の実験溶液
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チャネルやトランスポータは、膜輸送や生体電気活動や環境因子センサーなどを担う多機能性分子である。パッチクランプ法は、チャネルの機能を一分子レベルでリアルタイムに計測できる画期的な実験法として開発された。現在では多くのヴァリエイションが加えられて、トランスポータ機能解析や単一細胞遺伝子解析にも応用され、ポストゲノム生命科学研究で広く用いられている。また、オートパッチ法の出現によって、新薬開発のためのスクリーニングにも多く用いられ始めている。
本書では、その原理と実際のすべてについて平易に解説され、内容も最新のものに一新されている。
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ISBN 978-4-8427-0358-9
定価 (本体4,000円+税)
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