「物理学とは何かを理解するために 」

−基礎概念の発展を追って−


菅野礼司・南原律子 著

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古書

         
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  • 序章 はじめに
  • 第1章 古代から中世までの空間と物質観
  • 第2章 近代科学の真空概念と物質概念
  • 第3章 第2科学革命の始まり−相対性理論−
  • 第4章 現代科学の真空観と物質観−第2科学革命の完成−
  • 終章 科学は永遠に終わらない-第3科学革命への道−


 

物理学の理論は、自然に関する概念や法則の単なる寄せ集めではなく、基礎概念と原理・法則を土台として築かれた体系である。
人類は古代から 物質とは・空間とは何か?を追求してきた。自然科学の進歩とともに意味も変わり、物理的内容も豊かで、複雑であることがわかってきた。
物理学の進歩発展の指標となるものは、物理学の基礎概念であり、宇宙を構成する物質と空間
(真空)の概念である。物理学の真髄を正しく学ぶには、歴史上の物理学者がいかに考えたかの変遷を通して、基礎概念の持つ意義を確実に理解することである。
 物理を学ぶ人たちや物理学教育に携わる人たちはぜひこのことを意識してほしい。

ISBN 978-4-8427-0359-6


定価 (本体2,000円+税)