平均場理論、くりこみ群、弾性論といった基礎的な事項を扱った上巻(1-6章)に続き、下巻(7-10章)ではダイナミックス、流体力学的記述、トポロジカルな欠陥、分域壁、キンク、ソリトンなどを対象としている。KT転移や双対変換などの高度な内容までを含んだユニークな教科書である。